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こんばんは。Masashiです。
大河ドラマ「篤姫」の作者として有名な
宮尾登美子さんが昨年の12月30日に
老衰でお亡くなりになっていたそうです。
大河ドラマのファンとしては、「篤姫」をはじめ
2005年の「義経」などの作品が思い起こされます。
ここではそんな宮尾登美子さんの生い立ちや、
これまでのおすすめ作品を紹介します!
宮尾登美子の生い立ちは?
![スクリーンショット 2015-01-07 19.37.29](https://todaynews01.com/wp-content/uploads/2015/01/2fe6f2f1197312ebe1c5399352364d5e.png)
宮尾登美子さんの生い立ちを簡単に紹介します。
・1926年に芸妓紹介業を営む父親のもとで生まれる。
・女学校を卒業した後に代用教員となり、1943年に同僚と結婚。
・1948年に処女作を出版。62年には仕事を辞め文筆を専業とする。
・女性をテーマとした小説を主に執筆。自伝ものも多い。
・心臓神経症や肺結核などの病気と闘ってきた一面もあった。
宮尾登美子さんは1926年に高知県で生まれた方で、
第二次世界大戦時には「満州国」へ渡った事もありました。
もっとも、日本へ引き揚げる時は九死に一生を得るほど
とてつもない苦労をされたそうです。
また、宮尾さんはご両親が離婚されているほか、
ご自身も1度離婚経験がある方です。
子供がいるのかについてですが、
次女の方がが喪主を務められている事を考えると、
少なくとも2人のお子さんがいらっしゃった事になります。
宮尾登美子のおすすめ作品について!篤姫以外には何があるの?
そんな宮尾登美子さんですが、
これまでどのような作品を執筆されてこられたのでしょうか。
宮尾さんの作品 のテーマは「女性」であり、
とりわけ歴史の中で翻弄されるヒロインを描いたものが有名です。
そんな宮尾登美子さんの代表作としては、
まず、1972年の太宰治賞を受賞した「櫂」が有名です。
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これは宮尾登美子さんの幼い頃をモデルとした小説で、
宮尾さんの父親が関わっていた芸妓の世界を描いた作品。
1975年と99年にドラマ化もされた他、
85年には映画化された宮尾さんの出世作です。
ちなみに櫂とは船を手でこぐために使う棒のこと。
読み方は「かい」です。
次に紹介するのは79年の「一絃の琴」です。
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これは幕末の高知県に生きた2人の女性を主人公にした小説で、
この2人の生い立ちや確執などを描いたものとなっています。
琴の音色が物語を読み解く上で大切なものとなっているんですよね。
この作品で宮尾さんは79年の直木賞を受賞されています。
また、2000年にはドラマ化もされた作品です。
3つ目に紹介するのが「天璋院篤姫」です。
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宮崎あおいさん主演で08年に大河ドラマ化された作品で、
かつ21世紀の大河ドラマの中で最もヒットした作品として有名ですが、
原作自体は1983年に新聞で掲載されたものなんですよね。
僕自身もこのドラマには思い入れがあって、
ヒロインの篤姫と中村梅雀さん演じる井伊直弼の掛け合いは
涙なしでは見られないシーンだったのを覚えています。こちら
そして最後に紹介するのは92年に連載された「藏」です。
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これは大正時代の新潟県の酒屋さんを舞台にした小説で、
家の跡取りで盲目の女性を主人公にした話です。
この作品も95年にドラマ化される等で話題を呼び、
主人公の少女時代を当時子役として活動していた
井上真央さんが、また主人公に影響を与える叔母にあたる人物を
檀ふみさんがそれぞれ演じていました。
・参考:檀ふみと井上真央の関係は?花燃ゆで演じる杉滝について!
宮尾登美子さんの死因「老衰」ってどんな症状?
![スクリーンショット 2015-01-07 19.36.52](https://todaynews01.com/wp-content/uploads/2015/01/a021960f47693128bdcc56ed263fa9bf-300x246.png)
そんな大ヒット作を立て続けに手掛けられた宮尾さんでしたが、
昨年の12月30日に老衰で82歳で亡くなっていたようです。
さて、この「老衰」という症状ですが、
一体どのようなものなのでしょうか。
少し気になったので調べてみました。
この老衰という症状を定義するのであれば、
「年をとる事によって身体の機能が衰えた結果
生命活動が維持できなくなる事による死」とでも言えるでしょうか。
老衰で亡くなられる方の場合、
食欲や活力が少しずつ減少していく一方で睡眠時間は増加、
そして心臓が停止する事で死に至る・・・という形になります。
つまり、他の病気で亡くなられるような場合とは異なり、
身体に痛みや苦しみを感じる事はないんですよね。
宮尾登美子さんと言えば、
若い頃から心臓神経症や肺結核などの病気と
闘ってきた事でも知られています。
そんな宮尾さんがこのような形で一生を終えられる事を考えると、
とても感慨深いものがありますね・・・。
激動の人生を歩まれてきた方だったのだと
改めて思い返さざるを得ないですね。
心からお悔やみ申し上げます。
まとめ
この記事のまとめです。
・高知県出身の小説家、宮尾登美子が昨年に老衰で亡くなっていた。
・宮尾作品のテーマは女性であり、「天璋院篤姫」など歴史に関する話も多い。
・太宰治賞を受賞した「櫂」や、直木賞を受賞した「一絃の琴」等が有名。
・宮尾登美子の人生は離婚や闘病生活など波乱万丈なものであった。
・宮尾登美子の死因である老衰は、穏やかな形で生を終えるものである。
記事をお読みいただき
ありがとうございました。
では!
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