おはようございます。Masashiです。
衆議院選挙の投票日も間近に迫ってきましたね。
昨日は小沢さんのことについてお話しましたが、
今回は、近頃注目が集まっている
「選挙プランナー」というお仕事について
ご紹介します。
選挙プランナーとは?どのような仕事?
選挙プランナーとは、
選挙に立候補する候補者の依頼をうけて
その人を当選するための戦略を立てる人の事を指します。
具体的には以下の事を行うそうです。
・候補者の選挙区の現状分析
・候補者に多く票が集まる仕組み作り
・候補者の演説原稿の作成
・ポスターなどの広報戦略の立案、実践
・選挙活動に必要な備品の調達
・選挙スタッフのチームビルディング及びその維持
依頼を受けた候補者の魅力を最大限に引き出し、
その当選のために様々な事を行うのが
「選挙プランナー」のお仕事と言えるのでしょうね。
「候補者にとっての軍師」
とでも例えられるでしょうか。
この「選挙プランナー」というのは、
もともとアメリカで発祥したものなのですが
日本でも近年、選挙プランナーを用いる候補者が
増えつつあるんですよね。
「日本選挙プランナー協会」
という組織もあるようです。
(公式HP:http://xn--hdkza6cxb6bz016c8m6c.com/)
次は、日本で代表的な選挙プランナーを
2名紹介します!
石原慎太郎も絶賛!?「カリスマ選挙プランナー」三浦博史さん
まず紹介するのは三浦博史さんです。
三浦博史さんは衆議院議員の秘書を9年務めた後アメリカに渡り、
当時アメリカNo.1の選挙コンサルタントと言われる人から
選挙プランナーとしてのイロハを教わったようです。
1988年のことでした。
翌年に日本へ帰国した三浦さんは、
日本初の選挙プランニング会社である「アスク」を立ち上げ
現在に至るまで日本随一の選挙プランナーとして活動されています。
三浦さんが提唱しているのは、
「どぶ板選挙」と言われる候補者1人1人とコミュニケーションを取る手法に
データなどの科学的根拠を用いた主要を融合させた手法です。
この手法を活かし、
東京都知事時代の石原慎太郎さんの選挙をはじめ
様々な候補者のお手伝いをされているようです。
特に2007年の東京都知事選では、
「都政の私物化」と批判された石原さんの勝因を作り、
「見事な選挙」と石原さんから賞賛されたとか。
(引用:exeiteニュース)
ちなみに三浦さんは
自らの政治に対する考え方を「保守」と考えているため、
石原慎太郎さんのような、保守系の政治家を
主にお客さんとしてるようですね。
「日本最年少の選挙プランナー」松田馨さん
続いて紹介するのは
「日本最年少の選挙プランナー」でもある
松田馨(まつだ かおる)さんです。
松田さんの選挙プランナーとしての原点となったのは
大学時代に学んだ「パブリックリレーションズ=PR」
という概念でした。
卒業後も独学でPRについて学んでいた松田さんは、
母校の教授で、かつて滋賀県知事を務めていた嘉田由紀子さんに
「PRの専門家」として、選挙活動を手伝ってくれないかと依頼されます。
松田さんの応援もあって、
嘉田由紀子さんは2006年に県知事選に当選。
この事がきっかけで、
松田さんは様々な候補者から仕事の依頼を受けるようになり、
2008年には「選挙プランナー」と名乗るようになったそうです。
その後は選挙プランナーとして様々な候補者の支援をする一方で、
様々なメディアで積極的に出ていますね。
僕もどこかは忘れてしまったのですが、
松田さんのインタビューを見たことがきっかけで
「選挙プランナー」という職業を知りました。
最近では、昨年行われた東京都知事選で、
起業家の家入一真さんの選挙対策本部長を務めてましたね。
この選挙で家入さんは落選してしまいますが、
供託金300万円をクラウドファンディングで集めたり、
動画を使った演説やTwitterを使って政策を募集するなど、
様々な試みを行った事でも話題になりました。
こうしたネットを使った選挙手法も
最近では話題になってますよね。
松田さんも2010年には
「ライバルに差をつけるためのネット選挙セミナー」
を開催するなど、候補者のネット選挙を支援されているようです。
日本ではまだ馴染みがない
「選挙プランナー」と言われる職業ですが、
三浦さんや松田さんの活躍によって
今後も広まっていくのでしょうかね。
この記事へのコメントはありません。