全日本選手権の後で精密検査を受けていた羽生結弦選手が
本日、尿膜管遺残と診断され手術を受けたそうです。
幸いにも、2週間の入院と1ヶ月の安静で済みそうですが、
来年の世界選手権への出場にも影響が出そうですね。
ゆっくり休んで、また羽生選手の演技が見られるのを
ファンとしては心から祈るばかりですね・・・。
さて、この尿膜管遺残という病気ですが
一体どのような病気なのか調べてみました。
尿膜管遺残の読み方は?どんな病気なのか紹介!
この尿膜管遺残という病気ですが、
「にょうまくかんいざん」と読みます。
へそから強烈な匂いのする
膿みたいなものが出る病気<で、
この症状になると、
へその周りがとても痛むのだとか。
尿膜管遺残の
尿膜管(にょうまくかん)とは、
お母さんのお腹にいる赤ちゃんのへその緒と、
お母さんのぼうこうをつないでいる管のこと。
通常、この尿膜管は
産まれてきた子供が成長するにつれ自然と無くなるのですが、
まれに無くならないままお腹の中に残る場合もあるんですよね。
尿膜管という、本来ないのが普通である「遺物」が
「残っている」という症状なのが、
ここでで紹介している「尿膜管遺残」という症状ということになります。
尿膜管遺残を発症する年齢の多くは子供なのですが、
上記の理由のため、大人になってもこの病気にかかる人が
ごくまれにいる事になります。
羽生選手も、
この「ごくまれ」のパターンだった
という事になるんですよね…
仮に身体の中に尿膜管が残っていた場合、
ここに垢がたまって細菌が感染することで炎症が起こるのが、
へその周りに激痛が走り、膿が出る原因なんですよね。
この尿膜管遺残に実際にかかった人の声を集めてみました。
・ヘソからチョー臭い汁出るんだよ 酷くなると激痛で動けなくなる
・臍の中から液体が上がって来て、膿みたいになって黄色く固まる
・早期発見で軽度の物なら手術はしなくてよいが、再発時は手術は必要
・病院、必ず行って下さい!実際亡くなってしまった方もいるらしいので。
命に即座に関わるという重病という訳ではないものの、
放っておくととんでもない事になる病気という事でしょうか・・・。
尿膜管遺残は何科で治療するの?手術費用はいくら?
この尿膜管遺残を治療するには、
手術によって体に残ってる尿膜管を取り除く必要があります。
尿膜管遺残の手術費用についても調べてみましたが、
8万の人もいれば、検査費用も含めると17万という人もいました。
通院先の病院やその人の経済状況もあるので、
手術費用といっても人それぞれだとは思うのですが
大体はこれくらいの相場なのかな?といった感はあります。
羽生選手くらいの有名人となれば、
ある程度質のいい病院へ入院される可能性もあるでしょうし
これよりももっと多くの治療費はかかるでしょうね。
また、この尿膜管遺残の治療を行うには
消化器外科や泌尿器科への通院が必要になります。
子供の場合だと小児科ですし、
手術の場合は外科になりますね。
尿膜管遺残について簡単に紹介してきましたが、
羽生選手の場合、早期発見と即座の手術という事で
命や競技生活に影響がある訳ではないのが、
せめてもの救いと言ったところでしょうか・・・
羽生選手といえば、
今年の11月の中国での激突から
復帰した事で話題を呼びましたが、
実は身体に相当な負担を
かけてたのかもしれませんね。
羽生結弦は更に喘息の持病も!?
一ファンとして、羽生選手の演技が見られるのを
心待ちにして祈りたいと思います。
まとめ
この記事のまとめです。
・羽生結弦選手が尿膜管遺残と診断され手術を受けた。
・尿膜管遺残は「にょうまくかんいざん」と読む。
・お腹の中に尿膜管が残る病気で、炎症や激痛に教われる事も。
・手術費用は人によるが、8万から17万などのケースがある。
・尿膜管遺残治療は、消化器外科や泌尿器科で行うことが多い。
記事をお読みいただき
ありがとうございました。
では!
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